栃内第二病院

お知らせ

先輩の声

言語聴覚士(M.Tさん) 入職4年目

私は、学生の頃より出身地である岩手県で仕事をしたいと考えていました。そのような時、実習中に参加した勉強会の講師が当院所属の言語聴覚士であり、知識、技術面で深く感銘を受けました。また、たくさんの患者様とのリハビリテーションを通して様々な臨床経験を積める事や院外研修にも参加しやすい点から自分自身のスキルアップに繋がり、岩手県で働きたいという自身の希望も叶えられると考え就職しました。

入職後は回復期リハビリテーション病棟にて脳血管疾患に対するリハビリテーションを実施していますが、過去には外来リハビリや通所リハビリに配属されていた期間もあり、自宅退院後の機能的な残存問題への介入や末梢性顔面神経麻痺の患者様へのリハビリテーションも行っていました。

自分の配属先は、回復期リハビリテーション病棟で摂食嚥下障害や運動性構音障害、失語症が認められる患者様へ評価しリハビリテーションを実施しています。特に経管栄養であった患者様が機能改善し、再び経口摂取にて嬉しそうにお食事をされている様子や失語症の患者様がリハビリテーションを通して少しずつ日常的なやりとりが行えるようになり、他のスタッフや他の入院患者様とお話をされている場面が増えていくこともやりがいとして感じています。また、経験年数を重ねて行く中で新たな視点から患者様の問題点に気が付いた時やリハビリテーションの内容の幅が増え、症状に即した訓練を提供できるようになってきたことに自分なりに成長を感じ、そのことがやりがいに繋がっています。

先輩の声

公認心理師(H.Tさん) 入職5年目

私は学生の頃、医療分野で主に成人を支援対象に仕事をしたいと考えていました。就職活動のタイミングで、縁のある心理師の方々がいる当院の求人が出ていた為、就職を希望しました。

当院での心理職の役割は主に高次脳機能障害をもつ患者様やご家族様を対象としたアセスメント、リハビリテーション、心理療法です。臨床心理科がリハビリテーション部に組織されている事もあり、当院は心理職と他の専門職の距離が近いように感じています。多職種連携が密にとれることは、患者様やご家族様を支援する上で多面的なアセスメントや支援に繋がると思いますし、自分自身の知識・スキルアップや心理的成長に繋がっていると感じています。また、直接的な病院業務ではありませんが、NPO法人いわて高次脳機能障害友の会イーハトーヴ主催が地域で行っている「高次脳機能障害ピアサポーター・ピアカウンセラー・高次脳機能サポーター養成講座」では、これまで関わった患者様や同じ病院のスタッフの人達と一緒に参加できることも楽しみのひとつになっています。